8.中米でも、日本人

中米の遺跡を巡る

かつてマヤなどの古代文明が栄えた中米には、数多くの遺跡群が存在する。
全て回りたいところだが、あまりの多さにとても回り切れず、
パレンケ、テオティワカン・ティカル・チチェンイッツァなどを見学。

グアテマラのティカルを見学した後、ベリーズに向かおうとしていると、
警官に声を掛けられる。
「ここから先は山賊が出るから、とても危ない。定期バスが走っているから、そのバスと一緒に行動するように」
と、忠告?命令?を受けた。

次のバスは4時間後で、えらい長い間待たされるわけだが、
警官の言うことを無視するわけにもいかず、仕方なく道端に座って待つ。

やっとバスが来て走り出す。

走り出したはいいが、路面状態はとても悪くて穴ぼこだらけ。
バイクで走る分には避ければ問題ないのだが、
一緒に走るバスは、避け切れずに何度も穴にハマってしまう。

その時の衝撃で、天井に山ほど縛り付けられた鶏が、バサバサと落ちてくる。
こうなると、日本人である以上、困っている人を助けないわけにはいかない。
ドライバーと一緒に、せっせと落ちた鶏を回収して屋根の上に投げていたのだが、
あまりに何度も穴にハマって鶏が落ちるので、
そのうちドライバーも面倒くさがってか降りてこなくなり、いつの間にか僕一人で回収する流れに。

挙げ句、鶏の足を縛っていた紐が、度重なる落下の衝撃で千切れてしまい、
落ちると走って逃げだす鶏たちを追いかける羽目になる。

嗚呼、一人で走るほうが、どれだけ楽だったことか…。

おいしいアルバイト

ユタカン半島に位置する、欧米人のバカンスで人気なリゾート地、カンクーン。
この街をブラブラしていたところ、日本人ツーリストに出会う。

彼はここで素潜りの仕事をしており、一緒に働かせてもらうことに。
慣れないうちは、思うように捕ることができなかったが、コツを掴むと意外と簡単に捕れてしまう。

ちなみに捕っているのはイセエビ。
バカンスに訪れた欧米人が好んで食べるので、市場に持っていくと、かなり高値で買い取ってくれるのだ。
いいバイト代にもなり、実に”おいしい”アルバイトだった。

ただ、時々参上する大きなサメだけは怖かった…。

二ヶ月のアルバイト期間中、
船長のミゲルさんに作業小屋を借りて、そこで暮らしていた。
目の前に海が広がる、最高のロケーションだ。

ただし、サソリがとても多かった。
ここで初めて、ハンモックの有効性を理解できた。

不意に聞こえてきた日本語

グアテマラでご飯を食べていた。
異国の地で、不意に聞き慣れた日本の言葉が聞こえてくる。
そこには日本人男性が二人。

一人は南米を目指していて、もう一人はパナマからの帰りだった。

互いに無事に旅を続けられるよう、握手をして別れる。

スペイン語を学ぼう

世界遺産にも登録された街、アンティグア。

ここにはいくつかスペイン語学校があり、
中には日本人向けの学校というものも存在する。
期間、内容も自由に選べ、日本語も通じるとなれば、
我々ツーリストにはもってこいである。

とても心地の良い街だ。