遂にやってきた、南米
パナマからやっとの思いでコスタリカに生還し、
その後、それまでの体験が嘘だったかのようにあっけなく、空路でベネズエラへ入国。
遂に南米にやってきた。
ここベネズエラは石油産出国。
ガソリンはリッターあたり5円ほどで、とてもお財布にやさしい。
おまけに食事も中米よりずっと安価で、しかもうまい。
また、ここには南米1,2を争うスラム街がある。
山の上に向かってスラム街が伸びているのが特徴的だ。
低所得者層ほど、山の上に住むらしく、
上の方は危ないから絶対に近づくな、と忠告を受けるほど。
ダメと言われるとやりたくなるのが僕の性で、
どうしても行ってみたくなり、翌日一文無しの状態で登ってみた。
コラム:言葉について
日本語は、当然日本でしか通じないわけで、南米では話にならない。
かといって、僕は英語ができるわけではない。
しかしながら、過度な心配は無用。
基本的には、ジェスチャーや簡単な単語の羅列でどうにかなるものだし。
困っていると、必ず誰かが助けの手を差し伸べてくれる。
バイクで走って、食って、寝て、ちょっと話すくらいなら、全く問題を感じたことがない。
ただ、現地の人と込み入った話をするときや、
外国人ツーリスト同士で情報交換するようなときには、
英語ができると便利だろうな、と思う。
世界最後の秘境
カナイマ国立公園は、ギアナ高地の名で有名な世界遺産で、
未だに人が足を踏み入れたことのない場所が残っており、
「世界最後の秘境」とも呼ばれている。
セスナ機の遊覧飛行に乗りたかったのだが、高くて乗れず…。
それでも行かないわけにはいかないので、船と歩きで向かうことにする。
有名なエンジェルフォールまでは、船で5時間と、そこから徒歩で2,3時間もかかった。
石油マネーで、きれいな道路
ブラジルとの国境までやってきた。

ベネズエラ側は、さすが石油産出国なだけあり、道路が綺麗だった。
一方、ブラジルに入ると凸凹道が続く。
石油の産出の有無で、露骨に経済力に差があるようだ。
国際運転免許証
ベネズエラとブラジルの国境で、初めて免許証の提示を求められる。
自信満々に国際運転免許証を見せてやったが、係官が何やら言っている。
「これで問題ない」とゴリ押しするのをよそに、30分くらい何かを説明している。
が、こちらは言葉がわからない日本人。
全く通じていないのを察して、何かを諦めたようにスタンプを押してくれた。
これは日本に帰ってから分かったことなのだが、
中南米の大半の国は、ジュネーブ条約に加盟していないため、
日本の発行する国際免許証は使えなかったらしい。
免許証について何か言われたのは、これが最初で最後だった。
